クラシック

一人でメロディと伴奏の両方を担当するクラシックギターは、やや上の世代の方に人気が高い楽器。温かみのある優しい音とは裏腹に、演奏には流れるような指の動きと的確なリズム感が要求されます。上達するにはとにかく反復練習と録音が大切です。

クラシックギター上達のポイント

  1. 音がしっかり出ているかチェック
    複数の弦を同時に押さえてメロディと伴奏を弾かなければならないため、どこかの音が抜けてしまうというのはよくあるミス。音抜けは演奏が不安定に感じる原因となるので、自分の演奏を録音して全ての音を正確に弾けているか、都度確かめましょう。
  2. リズム感を鍛える
    一人で練習しているときは、左手の動きが複雑な部分ではゆっくり、それ以外では走ってしまう方が多いようです。最終的にリズムに乗れればいいや、と帳尻合わせをしてしまう癖がついている方も多いですから、まずは指の動きをマスターし、その後に音を乗せていくという2段階で練習するとうまくいきます。
  3. 無駄な指の動きをなくす
    ギターの中でも、クラシックギターは特に指の動きが複雑になります。そのため、もたついていると指の移動に時間をとられ、音が響く時間が短くなってしまうのです。練習を積めば指の動きは洗練されていくので、まずは何度も反復練習をしましょう。先生の運指を録画し、動きを真似てみるのもオススメです。

そもそもクラシックギターとは?

見た目はアコースティックギターと同じですが、ナイロン弦なので温かみのある音が特徴的です。学校の音楽室などにあるギターはだいたいクラシックギターですね。

基本的には一人でメロディと伴奏の両方を弾くソロギターであり、主にその名の通りクラシック音楽を奏でるためのものです。ピックは使わず指で複数の弦を同時に弾きこなすテクニックは、さながらピアノのようでもあります。

有名な奏者といえば、アンドレス・セゴビアやジョン・ウィリアムズなど。曲では禁じられた遊び、アルハンブラの思い出などでしょうか。

アコースティックギターとの違い

アコースティックギターとクラシックギターの違いは弦の違いだけではありません。実際にそれぞれを触ってみるとわかるのですが、クラシックギターの方が明らかにネック部分が太いのです。メーカーによって違いはあるものの、大体1cmくらい太くなっているのでこの違いは大きいですね。 そのため、手の小さい人だと慣れるまでに時間がかかる可能性もあります。特に女性は男性に比べて手が小さいので、本当にクラシックギターが弾けるのか実際に触って確認した方がよいでしょう。

アコースティックギターの場合はネックの部分を掴むようにして持ちます。一方でクラシックギターはネックの裏側部分に親指を持ってきて他の4本の指の支点にします。 他に、音程が温度に左右される違いがあります。クラシックギターに使われているのはナイロン弦です。ナイロンは温度の影響を受けて伸びたり縮んだりするため、注意しておきましょう。特に太い弦でこのような傾向が強くみられます。

もうひとつ、クラシックギターととても似ているギターとして、フラメンコギターもあるので注意が必要です。フラメンコギターはクラシックギターに比べると音が鋭いのが特徴で、それぞれ弾くのに向いている曲も異なります。

クラシックギターよりもフラメンコギターの方が弦高が低いこともあり、フラメンコギターはコードも押さえやすいです。ただ、その名の通りフラメンコの曲を演奏するのに最適なギターとして作られているので、フラメンコを演奏する予定がない方は間違って選ばないようにしましょう。

クラシックギターが向いている人

クラシックギターは指で弾くのが基本なので、ピックを使いません。指で弾くのが基本なのです。アコースティックギターの場合はコードを弾くことが多いのですが、クラシックギターの場合は4本の指を使って伴奏とメロディーの両方を同時に奏でることになります。 ただ、どのようにクラシックギターを楽しむかは人それぞれであるため、アコースティックギターと同じようにコードを弾きたいと思っているのであればピックを使っても問題ないでしょう。

しかし、ご紹介したようにクラシックギターはアコースティックギターに比べてネックが太いです。コードを押さえるのに向いているタイプのギターとは言えないでしょう。 ギターに挑戦したことがある方の中には、ギターの種類についてよくわからず、クラシックギターでコードを押さえようとして失敗し、ギター自体を諦めてしまった方もいるようです。こういった経験がある方はアコースティックギターに挑戦してみましょう。

ここからもわかる通り、クラシックギターはこのギター1本だけで曲を完成させることができます。ギターが主役になる演奏をしたいのであればクラシックギター、弾き語りをしたり、歌の伴奏をしたいと思っているのならばアコースティックギターが最適です。

クラシックギターの魅力は?

ギターを購入しようと思っているけれど、クラシックギターとアコースティックギターの両方で悩んでいる方もいるでしょう。クラシックギターはナイロン弦を使っていることもあり、温かみのある音が特徴です。逆をいえば、尖った音を出すのには少し向いていないということ。 自分の弾きたい音楽のジャンルに合わせて最適な方を選びましょう。また、クラシックギター1本でメロディーと伴奏の両方を弾けますが、合奏ではまた違った楽しみ方ができます。

まずは、実際に楽器屋さんに足を運んでどちらが自分の好みなのか確認してみるのもおすすめです。弾きたい曲のジャンルを伝えれば本当にクラシックギターが向いているのかどうか店員さんが判断してくれるでしょう。


クラシックギターを教えてくれるギター教室の一例

Music Studio M

ピアノ、バイオリンと共にクラシックギターを教えてくれる教室。教えてくれるのはソロ演奏はもちろん、伴奏技術でも評価を得ている千葉 真康氏です。子どもの習い事レベルから音大受験まで対応してくれるそうで、大人の趣味のコーチングにも最適。

夜9時までレッスンが受けられるので、仕事帰りでも大丈夫です。ただし、場所が練馬なので都心からは若干距離があります。

大勢の前で演奏する発表会のほか、大人向けのイベントとして毎年軽井沢高原で「音楽祭」を開催。アンサンブルや飛び入り演奏会、朝までパーティーなど音楽仲間との濃い時間をすごすことができます。


クラシックギター教室に通った方の口コミ集

  • 書店などで売っている教則本は一方通行な要素が強くてどうにも上手くいきませんでしたが、先生を目の前にしたレッスンはきちんと対話しながら進めてくれるので、難しい部分等もさっと理解できました。やはり先生の技術を目の当たりにすると、自然な指運びに感動します。
  • まだ体験レッスン1回しか受けていませんが、「大好きだったけれど、演奏はやっぱり難しいかと諦めかけていた曲に手が届くかもしれない!」と妄想してしまうくらい教え方が素晴らしくて、私もやる気がふつふつ沸いてきました。
  • 先生は教え方がとても上手で、音の出し方、バランス、ポジションの移動やタッチなど、細かいところまで指導してくれます。ギターに触れるのは数年ぶりでしたが、レッスンに通い始めてから目に見えて上達しているのがわかり、今がとても楽しいです。
  • 高校時代はエレキギターを弾いていましたが、その時のテクニックは乱雑すぎて…。敢えて真逆のクラシックギターに挑んでいます。先生の指導のお陰でコツも掴み、今では古典のエチュードなどにもどんどん挑戦させてもらっています。
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